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1年半越しのリリースに意味あり! | |||||||||||||||
2004年初めから開発してきたポケ鉄の第1作。当初は2004年7月に頒布すると流していたが、製作者の都合により何度も延期を重ねてきた。なお2004年9月より先行公開していた体験版は沿線ストラクチャが殆ど要らない地下区間のみのある意味手抜き(殴)データを採用していた、その中で最も人気が出ていただろうと思うのは終電各停であったりする、こちらは地上ホームで発車するため、わざわざ地下ホームからのデータを用意しなくても良い…というのだろうか?しかしその後は仮延伸ということで12月に暫定版を公開、こちらは音声が無くてかなり物足りなさを感じさしてしまい、製作者本人も納得いかなかったようだ。それから約半年…いよいよ公開の時を迎えた! こちらの神奈鉄線は架空路線ではあるが、その沿線もかなり賑やかで擦れ違いで登場する車両も豊富だ!収録されている運転ダイヤは急行・快速・各停となっている。まず急行は最新鋭通勤車両3000系で運転、東戸塚を発車して制限を抜けると地上へと出る、制限解除されたところでフルノッチ(神奈鉄ではP4が標準)に入れて120km/hを堪能できる!但し急行はいずみ中央到着まで30秒ほどのタイムラグがあるので惰行して消化することをオススメする(また立場は105km/h制限がかかるので注意しておこう)。続いて快速は最近バリアフリー化を実施した7000系で運転、こちらは東戸塚まで各駅停車で速度110km/h程度までしか出せないが、こちらでも東戸塚より先は120km/h運転が可能、なおこちらでは110km/hまで下がったら120km/hへ再加速するだけで立場定着は可能、そこそこの余裕があるので焦らずに…。そして各停であるが、こちらは体験版でも好評であった終電各停が登場!体験版では7000系を標準指定していたが、今回は3000系にグレードアップ、しかしダイヤは相変わらず余裕が無く、少しでも停車にもたつくとあっという間に延着してしまう。但し30秒延着は許容範囲ということで考えるとやりやすいと思われる。 |
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開発者インタビュー 『BVE神奈鉄線』って何ぞや? |
回答者=開発者:ポケ鉄 最近になってから鉄道を利用する際はデジカメやポータブル録再MDを携帯するのを日課としているちょいと変り種な20歳代。最近になってくると自転車で海老名へ行ったり、大学から横浜駅まで徒歩で移動という荒技を繰り出す。 |
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‐‐まず神奈鉄線の概要と、歴史について教えてください。 神奈鉄線は1964年7月に開業した路線で、最初は横浜〜長後間を結ぶ路線でした、また種別は急行と各停、朝ラッシュ終わり際及び深夜には両区間ノンストップの直行も運転しておりました。その後相武台前へと開業し快速運転開始、1974年3月には橋本まで全通、同時に特急も運転開始しました。1988年には長後〜平塚間が開業、同時に横浜〜長後間を高架・地下に切替え、線路も高速運転に対応できるように改軌しました。2004年2月には保土ヶ谷〜多摩センター間が、8月に新幹線規格のカントー連絡線、2005年1月には横浜〜府中間の開業を果たし、現在は各会社線への乗入れを含め、横浜を基点として各地へのアクセスを便利にしております。 |
‐‐神奈鉄線にとっての最大のライバルとは? やはりJR横浜線です。横浜線は30分毎に快速を走らせており、橋本〜横浜間を約38分で運転されているので、こちらは集客のためにより速度を上げる必要があります…現在特急は同区間で32分運転を実現させております。 今後特急にて130km/h運転実施を予定しているので、更なる高速輸送を図ることができると思われます。 |
‐‐ポケ鉄さんがこだわっている“BVE神奈鉄線のウリ”はどういったところでしょうか? 「断然リアルな架空鉄道BVE!」これはまず宣言したいと思っております。やはり架空鉄道にしても実在路線にしてもリアルさが欠けると物足りない感じがします。それを避けたいので大変でもリアルに再現するのがポリシーというものです。 しかしBVE2ではやはりとことん究めた再現までには至りません、今後はBVE4の開発も同時進行していく予定です。 |
‐‐最近相互直通運転の拡大によりネットワークが広がっていますが、他社との相互直通運転で大変なところはどこですか? やはりダイヤ構成ですねぇ、あとは走行距離などによって検車までの時間が以前より短くなった関係で保守も多くなっております。 |
‐‐本作開発時の苦労話などをお聞かせいただけますか? まず架空鉄道ということで現地取材などの必要性が無いことは良かったのですが、神奈鉄線は実在地区に走行する架空鉄道ということになっていたので、現地取材カットするものの地図や将来図を予想しながら設計せざるを得なかったのです。 |
‐‐それでは最後に、ファンの皆様へメッセージを。 開発開始から1年半、遂に皆様に完成版をお届けできるようになりました。是非運転なさって神奈鉄乗務員に負けないほどの運転技術を身につけて欲しいと思っております。これからもどうか神奈鉄線をよろしくお願いします。 |
‐‐ちなみに現場ではどの車両が一番人気なんでしょうか? やはり性能に注目すれば3000系ですね、加減速度も他通勤車両より優れており、万一遅延を起こしてもカバーしやすいというのがウリかもしれません。こちらと肩を並べるほど人気なのは100系です、加減速度は他通勤車両より劣るものの本家で復活した釣掛駆動を聴けるのは中々のものです。 |
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ページフォーム提供・協力:中野かずさ氏 |
開発近況 2008年 3月12日現在 | ||
‐‐路線データについて。 データが少々重いので、今後やや軽くした上で質を大幅に下げない程度に設計・製作を継続させていただきます。今後はBVE4にも対応するデータの製作にも取り掛かり、神奈鉄型ATS/ATC(ATS/C-Kとなる予定)も再現できたら良いと思っております。 |
‐‐音声データについて。 現在公開中のデータは自動放送もとりあえず管理人ボイスになっていますが、合成音声エンジンを使用したフリーソフトにて作成する予定です。なお管理人ボイスは以後車掌として登場させる予定です(恐らく運転手の点呼ではない…)。 |
‐‐車両データについて。 現在BVE4対応化工事を実施中、これによって神奈鉄車もBVE4で使用可能となります。また電気指令式ブレーキ車に関しては、全車に抑速ブレーキや定速制御及びEB装置を搭載いたします、当初配布していた7000系車両データも2006年5月公開分よりこれに準じた仕様に更新しました。 |
‐‐現場での車両の人気について…追記。 この度新5000系が登場し、茨城臨海高速鉄道との相互直通運転も3月18日から実施されます。この5000系の性能は3000系より優れており、外見及び性能面でも非常に好評を得ております。また3000系も現在はこの5000系と同じ前面形状の車両を製造しており、こちらも肩を並べるほどの人気となっております。その後継型として特急用・一般用の汎用型通勤車両として10000系が登場し、上記系列と同等以上の性能を発揮しております。 |
‐‐お楽しみゲームがあると聞いたのですが…。 もうその噂が広がっていましたか…、実は神奈鉄線の早朝に走る準急で前4両を増結する運用がありまして、その連結を体験できるデータの開発を現在進行しております…。 なお公開につきましては1月中を予定しております。 2008年現在の情報 只今絶賛配信中! |