2003年10月18日
旧塗装記念列車&小田急ファミリー鉄道展
10月18日・19日に小田急ファミリー鉄道展が海老名電車区で開催され、18日は2600形旧塗装復活記念列車も走行した。そして私も運良く記念列車乗車に当選したので、早朝から行くことにした…しかし早く起きたなぁ〜。
今日は5時に起床、そして軽く朝食を摂り、5時50分家を出て、6時04分の横浜行きに乗車、そして大和から相模大野へ、で急行に乗り換える。各停が相模大野に到着する前…通過線には旧塗装の2670FFが、さて新宿へはどの急行の後を付いていくのだろうか?
そして改札を出て、乗車券引換所に行ったところ…長蛇の列。それほど人気があるのだろうか!?そして引き換えの順番が回ってきて記念乗車券(硬券)を購入、そして台紙付き記念パスネットも購入(車内で販売する予定だったが、混乱を避けるために引換所のみでの販売となった、鉄道展ではパスネだけでの販売を行っている)。
改札を入り、すぐのところで小田急旧塗装車両復活記念グッズなどが販売されていて、私は2600形パンフレット(復刻版)と下敷きを購入した。そして、3番線から7時20分発の特急あさぎり1号が発車し、7時23分頃2670Fの旧塗装記念列車到着。ここまでは両先頭車に回送板を掲げて運転されていた、上り側の行先表示は新宿となっている。おそらく片瀬江ノ島発急行(7時15分着)の後を付いてきたと思われる。
そして、下り側は小田原表示になっていた。また白幕が復活となったようだ。また扉は1ヶ所のみ開けられ、係員が記念乗車券を確認して、いざ車内へ…でもやはり乗務員室後ろを陣取ろうと確認後駆け込んでいく方々も…。私はとりあえず最前面は取れなかったが、何とか乗務員室から前方が見える場所を取った。
車内の中吊りには、この広告があり、また側面には2600形の歴史写真も掲げられていた、そして戸袋窓(車内)部には旧塗装復活記念のステッカーが貼り付けられた。そして車内はやはり満員状態(写真は発車前なのでそうでもない)、運転台をよく見ると、ブレーキ弁の上側の部品が新品に変更されていた、列車番号は8111、臨時列車にはこの番台に統一されているらしい。そして仕業表(スタフ)も臨時用の横長が使われている。
そして7時41分発急行箱根湯本行が発車。その2分後の7時43分に記念列車は新宿を発車した。車内では車掌が2600形の説明や記念品の配布(2600形旧塗装車鉛筆2本)、パスネットカードも販売された。最後尾6号車ではグッズ販売も行われていたそうだ、また小田急でも採用された女性の車掌も研修として乗務していたそうだ(相模大野あたりでグッズ販売の案内をしていた)。あと相模大野では通過線を通過していった。
そして8時30分、海老名に到着。ここでは全扉が開けられ、乗客はすぐさま車両前面を撮影…駅員もホームから転落しないように注意を促していた…。小田原側は急行札で小田原となっている、よく見ると行先幕の文字は白幕時代の書体とそっくり(小田急特集の鉄道雑誌で見たもの)、札も書体まで再現するのは難しいものだろうか。
そして2分後すぐに本厚木方面へそのまま回送された、新宿側は快速準急札で新宿となっている。因みに種別幕は、乗務員室の種別設定器を見ると、無表示(普段は黒で無表記)となっていた、さて営業運転で白幕のまま活躍するとしたらどんな表示方法になるのだろうか?
8時35分…町田発急行小田原行が8両編成で到着(まだ8両急行を撮影したことが無かった…)。
今日は2055Fが使用されていた。

急行小田原
その後、改札を出て鉄道展会場の方へ、すると出口の階段まで行列が出来ていた。何分か経ち、それぞれの列に分かれる場所へ…部品販売整理券、記念パスネ販売、一般入場の3つだったが私はどんな部品があるのか気になったので(購入はしない)、部品販売整理券をもらうことに、そしてもらった整理券は11時50分販売ブース入場となっていた。そしてこれは開場前の入口、10時開場なので1時間近く待機せねばならなかった、開場15分前には開場案内も配布される。そして、10時開場となり案内裏のクイズラリーがあったのでそれも参加した(そのスタンプポイントにはヒントが書かれたそれぞれの部門の解説ボードがある)。
こちらは工務部で実際に使用されている事業用車両である。
そして、クイズを全部解答しスタンプを4個全て集めた後、車両展示会場へ、最初は車内見学…10000形ロマンスカーHi-SEである。こちらは平成元年製の10061Fで、車内の座席モケットはピンクやスカイブルーのどちらかで各車両統一されている(ほぼ半々?)。
こちらは先程記念列車として走行した2670Fで、前方から堂々たる姿を撮影したものである。
これが側面の車両番号を撮影したもので、打抜板は白くなっている(ここも再現した可能性がある)。それに現塗装より自分の姿までも写りやすくなったような気もするが…。
こちらは総合検測車クヤ31形であり、電源は電源供給改造された1051F、1751F、1752Fが新宿寄に連結される。外観は暫定的なものという話であり、10月末まで愛称を募集していて、そこで採用された愛称にちなんだデザインが施される。よってこの外観を見ることが出来るのは、よほどレアなものなのかもしれない。ブレーキ方式は電気指令式(3000形に準拠した運転台)で、ブレーキ読換装置が搭載されている、また3000形の弟分に見えるせいか、上面中央には橙と黄緑で検測(Inspection)と書かれている。
こちらは2200形(2201F)で、1954年に小田急初のカルダン駆動、電磁直通式ブレーキが採用された車両である。2年前に行った時は新宿幕が黒幕であったが、今回は2670Fも旧塗装化されたせいか、昔の白幕が用意されたと思われる。
今度は車両撮影のところへ並んだ…並び始めて30分、やっと撮影できることに、しかも1グループ(最前列約30人)の撮影時間が4〜5分となっているが、意外と時間に余裕があった。これは2200形と2600形のツーショット、2200形は小田原幕を出していて、2600形はあの懐かしい片瀬江ノ島幕が掲げられた。本当に営業運転中の姿にも見えてしまう…。
こちらは2600形と10000形の特急種別表示を撮影したもの、しかも「あしがら」って、なんと懐かしい…。
それでこちらは真正面から撮影したクヤ31形、ここにスカイブルーの帯を付けたら3000形に間違えそうである。
15時からのオークションではこんなものがかけられる。どう考えても自分にはあまり必要が…というより保管場所がない(せめて側面方向幕だけでも…それならミニチュア版も製品化されているのでそれでも購入しようかな)、ってより各品最低価格1万円以上というのはもうお手上げ!11時50分になり、部品販売ブースへ入場、商品としては仕業表や切符鋏、再開閉ボタン、扉扱い切替スイッチ、禁煙プレート、非常用コックプレートなどなど…。結局何も買わなかったが、鉄道ファンの心をつかむものばかりだった。その後は小田急ブースの列に並び、小田急グッズを見た、卓上カレンダーも良かったがロマンスカーがメインというのがちょっと…、でも美しい写真なので購入しても良かったかも。ここでは買うものはなかった。そして受付でクイズスタンプラリー完成ということで粗品(20000形ミニペーパークラフト付きポストカード)をもらった。
本日はこれにて取材終了、帰りは相鉄線です。
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