2003年11月2日
相鉄新6000系さよなら運転レポ
11月2日に相鉄新6000系のさよなら運転が実施されました。その時の撮影レポートです。
二俣川にて…列車案内を見てみると、通過ではなく回送表示になっている。因みにこの後の記念列車でも臨時ではなく回送表示になっていて、放送も「この電車にはご乗車できません」となっていた。また二俣川止まりの各停に対してもLED表示で回送の表示を始めていた(ダイヤ改正時では快速のみ表示していた…当駅どまりは放送のみで非表示)。
そして9時15分…横浜9時02分発の記念列車(抽選で当たった方のみ乗車できる)通過。ここでは緑園都市号(6717F)が使用された、海老名側の列車幕は33になっている…今では滅多に見られない30番台である。
14秒くらいで通過してしまったが、横浜寄りの列車幕は11だというのが分かる。臨時列車という板が先頭に掲げられているところにも注目。
先程厚木の方へ運転して行った6717Fが二俣川へ戻ってきた(10時19分)、この車両はどこで折り返すのであろうか?時間から考えて西谷4番線到着で折り返すか?
そして、10時44分…無表示で緑園都市号が到着。約2分の遅延であった。私は1号車(横浜寄り)の乗務員室後ろに乗車することにした。
こちらは製造所プレート。この車両は昭和48年製ということだ。乗務員室から見ていたが、どの駅にもカメラを用意している方が沢山いた、特に緑園都市・いずみ野・ゆめが丘は多かった。
いずみ野では1番線に42運の5051Fが回送で停車していた。
そして10時57分、ほぼ定刻で湘南台に到着、すると皆々…電車の先頭を撮影しようとカメラをパシャパシャ…。私もすかさず撮影。そして急いで改札口へ直行!で急いで再入場し(定期券とパスネのため)ホームへ行く。これは一人でも多くさよなら運転を楽しんでもらうための配慮として、乗客を一旦降車させ、扉を閉め、整列乗車をさせる…折り返し乗車希望の方に対する配慮も行き渡っていて、ホーム中央で臨時乗車券も販売していた、但しパスネを利用している客は一旦上の改札で出場し、再入場しなければならぬのだ。(所要時間2分弱)
発車前に撮影した車両番号プレートと号車表示ステッカー

また1号車に乗車して…今度は座って二俣川へ(11時05分発)。
そして二俣川へ11時19分到着。ここでも降車するとすぐに撮影しようと必死になる乗客も(大体は鉄道ファン)…あと1往復でこの電車は引退するとなるとちょっと寂しい気もしてくる。
そして11時20分…、すぐに発車していった。この後22分に急行が来るのでそのまま停車しているわけにいかないのだ。3番線には各停が停車しているので4番線しか使用できない、また本線側から引上げ線へのポイントがないので(下り側にある)、西谷か星川で折り返しを行うしかない。
ホームを上ってみると…そこには新6000系さよなら運転&引退記念グッズが販売されていた、内容としては…下敷き、ストラップ、ポストカード入り入場券、Bトレインショーティー、ハンディタオル、でんしゃパズル、駅員キティちゃんぬいぐるみなどが販売されていた。私は下敷き2種類(ED10形・新6000系)と入場券(ポスカ2種類)を購入した。
Bトレインショーティーも買いたかったが、お金が無かったので後日ということに(4両編成を完成させるため)。
その後、下りホームの海老名寄りで構えていた。そして11時42分に緑園都市号到着、しかも停車中に回送幕から無地幕に変えていた、そこで意外な幕を発見…「通快」、やはり将来的に運転する予定だったのか…、たしかに種別幕設定盤には通快も入っていた。
そして11時44分、湘南台に向けて発車していった。さて、そろそろ昼時だ…ということで午後はどこで撮影しようかと考えながら、昼食を摂りに二俣川の改札を出るのであった。
昼食後、少し二俣川にある長○屋に入り…100円ショップで少々買い物をする…などをして、12時40分頃下りホームへ駆けつけてみると…緑園都市号が海老名の方へ回送していった。やはり13時04分発の旧塗装での列車も乗車口に列を成していた。で12時48分頃本線方面から西谷(?)に向けて旧塗装6707Fがあの板を掲げて回送していった。
そして13時04分に下りホームに到着。やはり並んでいる方も撮影していた…列車表示幕は29になっている。今度は8号車の先頭中央にいた。
かなり見づらくなっているが、昭和44年製だということがわかる(6536号車)。そして窓越しに前方を見ていた…するとやはり撮影する方でいっぱいだった、ホーム先端だけでなくホーム中央などにも点々と。
そして折り返して、復路は6308号車に乗り込み走行音を録音した…別に7000系で録音してもあまり変わりは無いが、やはりほんの僅かな違いがあると思うのでちょっと騒々しくても我慢して録音を実行した。それでも力強く響かせる新6000系のモーター音には少々感動(そんなに感動するほどでもないが)…。そして二俣川に到着し、即座に横浜寄りに行って、回送する姿を撮影。
その後、3番線に停車していた各停に乗車(13時43分発)し、西谷へその新6000系の姿を見に行った。予想通り西谷の4番線で折り返しを行っていたようだ。これが西谷で撮影した姿。
そして、二俣川で降車し、ホーム横浜寄り先端に行った…やはり撮影しようとする方がいた、しかも上の道路からもカメラを向ける方々も…。そして急行が通過してすぐに新6000系が通過。ちょうど被らなくて良かったと思われる。
その後、快速を1本見送って、その次の快速でいずみ野線の駅へ向かう…。そして降車したところは南万騎が原…、そこで新6000系を待ち伏せすることに。14時35分、通過の放送が流れ、しかもホーム先端で待っていた方も湘南台方面へカメラを向けて撮影、そして目の前を通過するとすぐに、横浜方面にカメラを構えすぐに撮影。すぐ先の高架橋には新幹線も通っている…それで「AMBITIOUS JAPAN!」のステッカーもまだ貼り付けてあった。
そしてそのすぐ後の湘南台行(14時40分発)でゆめが丘へ…しかしやけに撮影する方が多かったのでちょっとは我慢して待っていたが、撮影が困難だと分かったので、この列車の折り返しでいずみ中央へ。
いずみ中央でもやはり構えている方はいたが、撮影する場所は確保できたのでここで撮影することに決定。そして15時13分通過…これが新6000系最後の下り運用となったのだ…夕刻の迫った空の太陽光を浴びながら快走していく新6000系を激写…しかし信号が邪魔であったので下から掬い上げるような撮り方になってしまった。
そして湘南台方面へカメラを向けて撮影…駅員もこの姿を見送りながら…。
そして二俣川へ戻ることにしよう…、これが発車案内表示、海老名の表示板とほぼ同じものを使用している。そして上段は上り列車、下段は下り列車の案内を表示している、これがここが終着駅だったということの名残とも思える、列車案内放送も行先が入っていることにも注目。そして15時18分の快速に乗車して二俣川へ。
それで二俣川に到着し、すぐに下りホームの海老名寄りへ行く。そして15時39分…遂に湘南台から臨時列車が帰ってきた。
「お帰りなさい。」
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