2003年12月21日
相鉄かしわ台工機所レポ
21日の雑記で旧6000系を見に行ったと書いておりましたが、この時のレポートを何とか書き上げることになりましたのでご覧下さい、タイトルどおり敷地外から撮影したものなのでご注意を。
かしわ台駅の外観
そういえば7年半前の親子工場見学(応募して見事当選)ではこんな駅舎ではなかったような…いつの間にか綺麗な駅に生まれ変わってしまったなぁ。
橋の下から色々と電車が休んでいるのが伺える。
まずは8000系…
68運 8710F
左手には10702Fが止まっている。
隣の方には7000系も停車中
左:21運 7712F
→今整備士さんに掃除をしてもらったので嬉しそう…(余計か)
右:19運だと思われる
その隣には2109Fも停車中
さて…今度は9000系と8000系、第3編成同士です。

左:56運 9703F
右:45運 8703F
そのお隣には新7000系VVVF車と5000系の並びだ…、1998年に引退した3000系はVVVF制御試験車両として3010系の車体を改造させて生まれた編成であり、VVVF制御は日立製作所製と東洋電機製の2つが搭載されているという、1つで2度美味しい電車であった(多分乗車していないまま引退したと思われる…見ただけというのはあるが)。あとその制御装置は東洋製は5000系で、日立製は新7000系VVVF車で引き続き楽しめる(つまり同種の機械を使用している)ことが分かった。

左:63運 7753F
右:56運 5051F

因みに回送停車している編成で、複数編成の運用番号が重複しても、特に問題はないらしい。
次は新7000系の抵抗制御車とVVVF車の並びである。車体だけを見れば特に変わった点はないと思うが、制御装置やパンタの位置・本数を見てみるとすぐ分かる。

左:66運 7751F
右:69運 7713F
これが相鉄かしわ台工機所の入口である。おおっ、神中鉄道の蒸気機関車と客車はまだ健在だったぞ…、その前で撮った写真もあるので引っ張り出しスキャンして掲載するのも一つの手だなぁ(顔は隠すか…)。
そして工機所沿いに歩き、次の交差点を左へ…。そして上り勾配(上り坂と言え!)を上って裏の門の方へ…。その先に見えたのは…6001号車であった、遂にその車両に会うことが出来たのである、いつかは見てみたいと思っていたのが…ここでやっと(遅すぎると思わない?)出会えたことに感動(だから大袈裟だって!)
照れ屋さんだなぁ…、ちゃっかり「相模大塚」幕を出して… こちらは6021…アルミ車体の試験車として導入された旧6000系の中でも非常にレアな存在となっている。それと…いつになれば顔を出してくれるんだい?!でも方向転換を行うワケにもいかない…(いつか動いてくれれば…無理かも。ED10が牽くという手があるなぁ…終了)
あとは車両について…
>台車
6001はブレーキディスクが綺麗に研磨されて保存されているのに対し、6021は錆が生じている…でもこれは引退時期が6001より早いという可能性があるから。
>車体
寸法は特に目立った仕様変更が生じていないが、扉窓の支持方法に違いがある…6001は金属支持である(元はHゴム支持で、後に改造された)のに対し、6021はHゴム支持のままである。まぁこれは車体の加工性を考えれば改造しない理由が分かるだろう(扉ごと交換すれば手っ取り早いが、材料費や加工費がかさむのはヤバイ)。
そして工場の建物の中にはED10形が眠っていた。
今日はモニ2000形はいなかった(どこかで活躍していたのか?)…とても残念である。
そして道路から見えた工機所の回送線で眠っている電車たち…。特に変わったことはないが、いつかは切妻の2100・5000・7000も無くなるというのだから…ちょっと寂しい気がしてきた(ここに新6000系でもいたらなぁ…)。
そしてかしわ台へ戻る途中、工機所・車掌区入口があった。やはり「関係者以外立入禁止」というのは書いてあった。それと「あぶない、はいらないで!」と書いてあるが、ここに入ろうとする子供はいるのか?それなら柵を閉めてくれよぉ…(本当にこんな状態で大丈夫なのか???)。
かしわ台に入った後…気が向いたので反対の東口へ歩いてみた。横浜寄階段を上ると東口まで350mと書かれている、そんな遠いのか…。そして先の階段を降りて、その道をひたすら歩く…、しかも東口からの乗客はいない…じきに客が点々と現れるのだが。
そして歩くこと5分…ようやくこの上り坂に辿り着く、って何で上り坂なんだ???と思っていてもおかしくありません(知っている方も結構多い筈…)、ここは元大塚本町駅のホームで、約30年前に営業終了となって、さがみ野駅とかしわ台駅に分割されたのである、そして大塚本町駅の出口はそのままかしわ台駅東口として使用されるようになったのである。
とりあえず元大塚本町のホームを縦断し改札口前へ(自動改札機は2台設置されている、1枚投入・2枚投入可能の1台ずつ)…そしてすぐに折り返し…歩くこと7分、横浜方面ホームへ戻ってきた。
そして上り急行でさがみ野へ戻ることに…。
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