2004年12月15日
東急8000系転属車(伊豆急8000系)甲種回送レポ
東急では5000系によって淘汰された8000系・8500系の一部を改造し、伊豆急行へ転属させることとなった。そしてその甲種回送の姿を八王子で捉えたのでその特報レポを書いておく。
なお今回輸送される編成は…
Tc2 M2 M1 Tc1 Tc Mc Tc2 M2 M1 Tc1
8012 8202 8102 8002 8051 8151 8011 8201 8101 8001
なお八王子からはEF65系(1004号機)に牽引されることに(15時38分発)、その後は川崎新町―浜川崎間で暫く休憩(17時頃到着・21時40分頃出発)、そしてそのまま矢向の方まで動き貨物線に戻り、折り返して桜木町・大船を経由、伊東へは24時10分頃に到着したそうだ。
14時43分…八王子到着。5番線の隣に、しかも乗車した横浜線普通は5番線到着…折り返し快速っておい!この列車が発車した後に全景撮影を敢行。壁紙として配布できるように携帯電話のデジカメモードも発動(1024×768)。

さて…ここからは内装なども紹介してみましょうかねぇ。
左上:片側はクロスシート化されている、なおロングシート側の座席モケットはまだ張替えられていない、伊豆急の伊豆高原に到着してから張替えを行うのであろうか?

右上:トイレ設置工事中。何故か反対側は窓枠やガラスが残っていて、金属板で中が見えないようになっているそうだ…微妙(仙石線205系3100番台のように窓を完全に塞ぐ改造をしてくれれば…)。

下段:会社銘板(8001編成は右のように変更されている。…営業運転前にステッカーに変更された模様…)
左:伊豆急所属車はM車に1基のパンタを搭載するようである(型は8000系と同等)。
右:元デハ8700形から改造されたデハ8150形(通過表示灯が無いからちょいと間抜けな感じ…)
運転台
基本的に8000系の機器が流用されており、伊豆急では初のワンハンドルタイプが採用されることになった。なお営業運転が開始されると、JR東日本でも初めてのT字型ワンコンが運転されることになる(この会社のワンコンは左手操作なので)。またワンマン運転用の装置の新設、JR仕様の運行番号設定機などと新しい要素が加わっている。しかし列車種別・行先設定機はそのまんまの状態…。
上段:制御装置(界磁チョッパ制御…なお製造年次によって機械の形状も変更されている)

下段:台車(8000系と同等のものを採用)
そして15時20分頃…この8000系10両を牽引していく電気機関車が登場!
今回は昭和44年汽車会社製のEF65-1004型機がその役目を務めることに。
そして連結…だが横浜線快速が発車する時間と被ってしまい…しかし連結完了まで発車を遅らせてくれたようである。しかしこの運転手もかなり珍しがっていたようで…(横の8000系に見入ってしまっていたことも…、中央線の車掌さんまでも…)。
そして無事に連結完了。
それで15時38分…遂に立川へ向けて発車して行きました。
今度は熱海以南で会いましょう(115系の改造車200系が淘汰されそう…そちらも撮らなければ…)。

ちょいと気付いたこと…
前面の連結器(これは牽引用の仮連結器)…伊豆急では密着型になるか?
→伊豆急では密着連結器&電気連結器が装備されました。
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