2006年5月19日…までの報告
2006相鉄ダイヤ改正直前特集
相鉄では2006年5月20日にダイヤ改正を実施、実際に2003年8月にも取材を行っていたのだが、今回は最終版としてこれまでのまとめを紹介しておく。
個人的に興味を持った話題や、少々気になったことに対する批評も加えております。
21運(2006年5月19日)
10705F充当時 @21運行
ダイヤ改正によって8両編成の運行スジは6本(11運行〜16運行)から10本に変更され、11運行〜19運行そして21運行で区別されており、昼間の横浜〜二俣川間各停は11・12・14・15・17・18運行の6本で運転されている。そして21運行は…平日朝ラッシュに充当されるのが主となっており、車両交換がない限り翌日も同じ編成が充当されることとなっている。21運行に基本的に充当されているのは7712Fであるが、7000系他編成及び10000系が充当されていたこともあった。
なおダイヤ改正前日の5月19日は通常どおり7712Fを充当、また5月12日には10705Fが充当されているのを確認している。

ダイヤ改正ではどうなってしまうのだろうか…?
21運
二俣川引込線
折返し乗務員 A横浜⇔二俣川の各停
各駅において昼間10分毎に電車が来るといった表面上の狙いで設定された(大和発着を二俣川発着にすることで省電力化を狙う)スジであり、二俣川で急行・星川で快速と接続する運用を担っていた。しかし各停二俣川行を設定した問題点としては、二俣川の引込み線が横浜寄であり、すぐに折返しが必要なことから必要な乗務員が多くなってしまうというのがあり、また星川での快速接続を行う為に2分運転時間が延びてしまい、後続の急行が追いついてしまいノロノロ運転を余儀なくされる(これにより横浜〜二俣川間の運転時間が11分から12分になった)。

ダイヤ改正では大和発着各停が20分毎で復活することに…(笑)
各停二俣川行 各停二俣川行
入換列車到着
星川での接続
現状の二俣川 B星川での快速接続
各停が星川にて快速に接続する形態をとっており、快速運転開始当初よりも利便性向上を図ることが出来た。
1999年2月改正:星川急行待避・二俣川快速接続
2000年4月改正:星川快速接続・西谷急行待避・二俣川快速接続
前者は横浜〜二俣川間で快速に接続できない、後者は西谷での急行待避により各停の運転時間が延びる(二俣川での待ち時間が長い)という問題点があった。そこで前項目Aの運行形態にすることで星川快速接続及び二俣川緩急接続することを達成した。しかし二俣川で快速と各停及び海老名方面と湘南台方面で接続が不便という問題がある、下りにおいては星川接続になると和田町・上星川・西谷からいずみ野線へ行く場合には二俣川で6分待ちという問題が…。

ダイヤ改正では快速が20分毎に…そして大和発着(二俣川で急行・快速接続)と湘南台発着(二俣川で急行接続)の交互運用となり、下りにおける問題は解消された。
現状の二俣川
14運行
15運行 C8連急行
8両編成の急行は朝ラッシュ直後の下り3運用(13・19・21)だけでなく、平日夕方上りの13運行(海老名15時49分発)及び深夜の15運行(海老名22時00分発)・18運行(海老名22時59分発)、そして土休日朝の上り14運行(海老名8時54分発)及び夜の下り・上りの14運行・15運行(横浜21時19分・30分発)で設定されており、管理人もお気に入り…。しかし今度のダイヤ改正で激減するそうだ…。
星川停泊中 D44運行の星川停泊
星川の上り側留置線は2003年ダイヤ改正より44運行が一昼夜の停泊をするようになった。(それ以前は星川4番線側にあった2本の留置線を使用していた、改正直前に新6000系(6707F・6717F)の休車留置場所として使用、さよなら運転後よりその留置線も工事によって撤去された。)なお44運行は横浜到着後西谷4番線へ回送、そこで折り返して星川4番線に入線しそのまま留置線に入る。確認してみたところ終電近くまでパンタを下げることは無いらしい…、翌日は5時10分過ぎに二俣川へ回送し、45運行として各停海老名行で充当される。

ダイヤ改正後は西横浜の新留置線が使用開始されるそうで、星川〜天王町間の高架化工事開始の可能性を考えるとここでの停泊も無くなる可能性がある。なお新留置線は横浜寄から出入りするので朝運用を終了してそこに入り、夕方横浜へ回送し運用に出るという可能性もありそうだ(しかし新ダイヤをWinDIAで組んでみた結果…それはなさそうである)。
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