2006年5月20日・28日報告 7月1日情報更新
2006相鉄ダイヤ改正特集
相鉄では2006年5月20日にダイヤ改正を実施、改正後の模様をピックアップしてお送りする。
8連化された7715F
最後尾は8号車 8号車
7713F(28日撮影) @運行番号新番台登場
今回のダイヤ改正により8両編成の昼間運用が8本となっており、10番台及び21運行の10本となっていたところに新たに20番台が登場。なお10番台(11〜16)には10000系と7008F、20番台(21〜26)には7000系4M4T編成と新7000系抵抗制御編成の中間先頭車を抜き取った6M2T編成が新たに編入した。
24運行 25運行
各停大和行
各停大和行 A各停大和行復活
各停の二俣川ピンポン入換という問題を解決すべく、1999年2月〜2003年8月に運行されていた横浜〜大和間の各停が復活、横浜〜二俣川間での優等待避は無く、二俣川にて急行及び快速に接続する。なお過去には10分及び12分ヘッドに1本のペースで運転されていたが、今回は快速の20分間隔運転に合わせて20分ヘッドに1本としたようである。
各停大和行 各停大和行
各停湘南台行 各停湘南台行
61運行 各停大和行
各停大和(8701F) 各停大和(9707F) 各停大和(10705F)
8000系妻上LED 9000系扉上LED 扉上LED
平日夕方以降は10連各停増大
大和にて… 先発・各停大和行
引込線機能復帰 大和で新しく貼られたステッカー
2番線入線の急行海老名行
2番線を発車 2番線も急行発着化 B急行海老名行の二俣川2番線発車
二俣川では新たに2番線からも急行海老名行が発着するようになった。各停大和行と接続する急行・快速は2番線発着、各停湘南台行と接続する急行は1番線発着、とシンプルな形態をとっているのが伺える。
各停との接続 発車番線が全て揃うことも…
両線表示対応型
先発急行&次発急行 続報
二俣川では特に下り急行の発車番線が混乱しやすくなった為、新たに両線対応型列車案内表示機を1基設置した(6月29日夜稼動開始)。またこれによって既設の列車案内表示機の両数部分が緑から赤に変更された。
両数の色に注目
快速湘南台行
各停も横浜先着に… 星川3番線発車(4番線なし) C快速運用形態・接続駅変更
今回20分毎となった快速であるが、今度から星川での各停接続が無くなり、二俣川にて行うようになった。この形態は1999年2月改正の快速登場時ダイヤ(いずみ野線湘南台延伸開業)とほぼ似たような構成で、運行形態としては快速に充当されると夜まで快速のみに充当されるのではなく、急行・急行・快速という運行の流れとなっている。
なお平日夜も横浜20時40分発まで20分ヘッドであり、運行形態は00分(3番)・14分(2番)発の急行ハマリ、02分発快速&08分急行交互充当の3パターンが存在する。
二俣川下り接続復活 上りも復活
D8連急行(海老名発着)
今回のダイヤ改正で8連急行が消滅するか…?と思われたが、平日は海老名21時49分発(14運行)、土休日は横浜7時11分発(25運行)・海老名22時35分発(11運行)・海老名23時26分発(13運行)にて設定されている。
特記事項としては、平日の14運行は各停大和行で海老名へ回送したものを折返し急行に充当、土休日朝の25運行は海老名到着後大和へ回送し、大和始発各停横浜行に充当といったものである。
星川留置線にはもういません…
列車行先設定盤 Eその他特記事項
西横浜脇の留置線使用開始に伴い、星川の留置線使用が終了(但し夜を調査していないので終了していないかもしれません…、一応前の44運行のように一昼夜留置は無い)。これにより星川〜天王町間の連続立体交差化工事(2012年竣工予定)が弾力的に進められることが予想される、また星川が高架化される関係で橋上駅舎構成も近いうちに見納めになり、更に天王町が対面式から島式ホームになることにも注目である。
※昼間の西横浜一昼夜留置は41運行となった。
そして列車行先設定盤も変更が生じており、「ハマ」(横浜)が「ハマ/ニヨ」(横浜/西横浜)、「ホシ」(星川)が「ニヨ/ホシ」(西横浜/星川)となった。但し表示関連には変更がないため、「ニヨ」に関しては不明…。
「ニヨ」…西横浜ですか?
おまけ(マルタイ)

相鉄キャッチコピー

相鉄グループ 新ロゴ
Fまとめ
今回のダイヤ改正では以下のような評価を下す。
・各駅⇔横浜におけるアクセス性向上
急行及び快速においてはアクセス性に変化はない。しかし各停においては快速接続が無くなったため、特に西谷・上星川・和田町⇔横浜における最速達ルートが「星川で快速(各停)乗換」から「各停」になったことである、乗換えることもなく最速で目的地到着できるといった点を大きく評価したい。
・快速登場当初からこのダイヤを採用していたら…
快速登場当初は大和発着各停が星川で急行待避・二俣川で快速接続となっており、朝方を10分ヘッド・昼間を12分ヘッドとしていた。もし急行・快速・大和発着各停のサイクルを今回改正されたダイヤに適用してみると、10分ヘッドならば横浜を順番に0分・1分・2分と発車するパターン、12分ヘッドなら現状の0分・2分・3分と発車するパターンで解決できる。しかし10分ヘッドでは快速は1分前に発車した急行を追うため、星川まで低速信号を受けながら運転となる可能性が出る(逆においても星川〜横浜間で急行が快速に追いつき低速信号を受けながら運転となる可能性が出る)、そのため現状のパターンで発車させ、11分ヘッドを適用するのが最善策となる。
・特急運転を見据えたダイヤか?
10000系では特急表示を用意しているので、将来特急が運転されることが予想される。特急の停車駅は横浜・二俣川・大和からの各駅(大和〜海老名間ノンストップという説もある)であろう、もしこれが適用されると20分毎に特急が運転される筈である、二俣川で大和発着各停と接続となると大和〜海老名間での運転間隔が6〜14分となり(京王相模原線の快速・各停運転間隔と同じ)少々問題がある、ここでは大和にて緩急接続というダイヤ(大和〜海老名間の運転間隔は9〜11分なのでほぼ問題なし)が適用されるだろう。しかし2010年にはJR線乗入れが開始される予定なので、その時に特急運転開始となれば事情が少し変わるだろう。
ダイヤ改正初日の運行番号調査結果
番台/下1桁 1 2 3 4 5 6 7 8 9
10番台 10704 10705 10706? 10707 7008 10703? - - -
20番台 7711 7712 7713? 7715 7708 7710? - - -
40番台 7755 8701 8703? 8702 8711 7754 - - -
50番台 8710 7753 8712? 8713 8704 8705? 10701※ 8708 8709?
60番台 9706 9707 8706 10702 9701 9702 9703 7751 9705
※海老名15時22分発より7004Fに車両交換
(編成)?となっているところは予想です。
一部情報元「相鉄館」車両番号運行番号対応状況
これから読み解く基本運番構成
10番台 7008 10703 10704 10705 10706 10707 - - -
20番台 7708 7710 7711 7712 7713 7715 - - -
40番台 7753 7754 7755 8701 8702 8703 - - -
50番台 8704 8705 8706 8708 8709 8710 8711 8712 8713
60番台 9701 9702 9703 9704 9705 9706 9707 10701 10702
予備編成:7003F・7004F・7007F・7751F・5053F
7008Fは2007年3月導入予定の10708Fに置換される可能性あり。

土休日ダイヤでの昼間運用
急行・快速(急・急・快のパターンで運転):42・45・51・52・54・55・57・62・64・65・67・68(運番順)
各停:12・24・15・21・14・25・22・11・61(横浜発車順)

平日ダイヤでの昼間運用
急行・快速:42・44・45・51・52・54・55・57・62・64・67・68(運番順)
各停:15・24・25・11・14・22・12・21・65(横浜発車順)
夜・急行ハマリ:42・45・51・52・55・57・65・67(運番順、21時台快速:55・67・42)
夜・急行・快速:52・54・61・62・63・64・68・69(運番順)
夜・各停:24・25・11・58・14・22・13・12・21・23・44・15・59(横浜発車順)
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