平成18年度鉄道事業設備投資計画
神奈鉄では、お客様に鉄道及びバスを快適にご利用いただけるように設備及び車両などの整備を進めてまいります。
平成18年度の鉄道事業設備投資計画は以下のとおりです。
@安全性向上
・信号システム改良
国土交通省の技術基準改定に基づき、曲線やポイントを走行する際の速度制限や保安装置の改良を実施し、更なる安全性向上を図ります。また現在相模野線の相模原中央〜橋本間及びカントー連絡線で導入している自動列車制御装置(ATC)を全線で使用できるように改良を進めてまいります。
・駅施設・高架橋及びトンネルなどの保安性向上
地下鉄道の火災対策基準に基づき、神奈鉄線の全地下駅において地下駅火災対策を今年度までに完了させる予定です。また高架橋及びトンネルなど鉄道構造物の更なる耐震性能向上を図り、新耐震基準により既設構造物の補強工事を継続実施いたします。

Aバリアフリー化及びサービス向上
・駅及びバス停のバリアフリー化
エレベーター及びエスカレーターの設置は全駅において完了しておりますが、混雑解消の目的を満たすために今後も増設工事等を実施してまいります。ホームにおきましては、発車案内表示機の現在位置状況を表示(2つ前の駅に接近した時より表示)するタイプへの改良、柱に設置してある駅名板の点字追加を実施いたします。
バス停におきましては、バス停標への点字追加、バス接近案内(3つ前のバス停到着時から表示)を備えたバス停標への更新なども実施いたします。
・車両の新製・改造
鉄道車両におきましては、省エネルギーかつバリアフリー設備を備えた3000系通勤車両を66両(4両編成5本・6両編成5本・8両編成2本)を新製し、旧型車両20両(4両編成5本)を置き換え、一部編成を相模丹沢電鉄へ貸し出しをいたします。また新日本中央電鉄線(路線名不詳)への都筑線経由の直通運転開始に合わせて1000系通勤車両を48両(8両編成6本、2階建車両2両組込)新製いたします。改造につきましては6000系・6050系通勤車両30両(4両編成3本・6両編成3本)のリニューアルを実施します。
バス車両におきましては、ニーリング機能付ワンステップ低床バスを40両、ノンステップバスを10両導入し、旧型車両を置き換えます。
・改札口及びICカード対応などの整備
改札口におきましては、駅員が対応する窓口機能を備えたシースルー改札の整備を進めてまいります。前年度までに青葉線及び都筑線の各駅と相模野線及び平塚線の急行停車駅への整備が完了しました。今年度は狩場駅、立場駅、吉岡芝原駅、寒川神社前駅にて施工いたします。

3000系通勤車両B環境対策
神奈鉄線では、VVVFインバータ制御装置を搭載し省エネルギー化を図った3000系通勤車両を90両新製し、旧性能車両を置き換えます。これにより所属する旅客用車両が全て省エネルギー型の車両に統一されます。

また神奈鉄バスでは、CNG(圧縮天然ガス)型バスなどの導入により環境対策を進めておりますが、今年度はCNG型バスを25両導入します。
もし何かご不明な点がございましたら、弊社までご連絡ください。(あくまでも架空なので、ご連絡は致しかねます)
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