営業運転開始:2005年2月 本線系統引退:2006年9月30日
在籍車両数:2連2編成・4連5編成
開業前に試運転用として1962年に登場した通勤車両で、他会社から廃車により発生した足回り(釣掛駆動)を譲り受けて新製車体に載せ替えたリサイクル車両に当たる。
この系列は1000系として2連・4連それぞれ10編成製造されたが、3000系登場により半数が他子会社に転属、5000系導入によって1974年には全編成が運用離脱した。2005年1月末の西多摩電鉄廃止に伴い、同線に所属していた1000系も4連5編成が本線復帰、1000系も既に登場していることから、この車両を100系とした。
車体は18m鋼製中型車体とし、側扉は片開き3扉、先頭は左右対称として大型窓を左右に設置、国鉄などの旧性能車の行先表示位置に行先表示を設けたスタンダードなスタイルが採用された。
2005年に復帰した5編成においては、車体修繕とともに車いすスペース及び自動放送装置を搭載した。運用としては主に昼夜の各停、早朝の急行及び快速、土休日の臨時列車で使用されたが、2006年9月には車両の傷みも激しく、駆動装置のメンテナンスも困難になることから本線からは引退となった。
丹沢線系統においては2連2編成、4連5編成が今でも営業運転が実施されている。
力行:4段
制動方式:発電制動併用電気指令式電磁直通制動
車両編成
←横浜(浜急線)
橋本・平塚・多摩センター・府中→
三ヶ木・宮ヶ瀬
相武台前・松田→
下線
―車椅子スペース設置車
丹沢線系統
廃車
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