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営業運転開始:1965年 引退:1996年 |
最大在籍車両数:4連15編成 |
開業当時(横浜〜長後間)は他社から譲り受けた足回りに新製車体を載せた1000系(釣掛駆動)の4連と2連、全て新製の2000系(カルダン駆動)6連で運転されていましたが、開業してから徐々に輸送量が増加し、半年後のラッシュ時には大混雑となりました、また相武台前への延伸も近づいていたために更なる輸送力増強策が強いられました。そこで今後投入する車両については、車体幅をホームギリギリまで拡げ(2800mm)、更に車体構造の変更による軽量化を行い、高加減速と高速性能を向上させるのをテーマにしました。それをコンセプトに登場したのがこの3000系です。最初の10編成は非冷房でしたが、1970年以降に導入した5編成(3021F〜)は1両3台の冷房装置が搭載され、初期10編成も冷房装置取付改造が行われました。また1976年に保安装置ATSを導入する関係で速度の調整しやすい電磁自動ブレーキ(AMM-R)から電磁直通式ブレーキ(HSC)に改造され、同時に種別・行先幕の黒幕化と運行表示幕を種別表示の下の窓に設置されました。1989年より7000系への置換えが始まり、1995年3月の時点で3023Fと3027Fが残存しており、うち3027Fを3001Fに改番し旧塗装に変更、併せて方向幕を白幕化、1996年3月に現役から引退、旧塗装の3001F(3027F)と3003F(3023Fの改番)が改造のうえ事業用車化、3029Fが電車区に静態保存されました。総合訓練車K31系登場により、現在は静態保存となっております。 |
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力行:4段
制動方式:発電制動併用電磁直通式 |
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